四肢末端型の冷え性とは手足が冷えやすいタイプをいいます。その原因は、運動不足や食時の量が少なかったりなどの生活習慣が影響するといわれています。
特に10~20代の若い世代の女性に多く、その背景には無理なダイエットや疲れなどが挙げられています。体の冷えが進むとさまざまなトラブルとなっていきます。
ニキビやしもやけなどの皮膚トラブルや、栄養不足による立ちくらみや筋力の低下、ホルモンのバランスが崩れ月経のリズムが乱れるなどの症状が現れます。女性は男性に比べ、体が冷えやすい傾向にあるので、より注意が必要です。
生活習慣の見直しによって症状は緩和されますが、同時にオゾン療法による治療を行うことによってさらに改善効果がアップすると注目されています。
オゾン療法とは自分の血液を抜いてオゾンガスを混合したものを体内に戻す治療法です。この治療法によって体内の血液を活性化させ、体内の流れが悪い血液を浄化させることにより、体調不良を改善させる効果があるといわれています。
医療先進国といわれているドイツでは、年間100万人以上の人に行われている治療法です。次ではこのオゾン療法の詳しい手順と、どのような所で治療をうけられるのか、などの説明をいたします。
オゾン療法はどのような方法なのか
オゾン療法はまず、100~150ccの血液を採取します。採取した容器にオゾンガスを注入し、血液をオゾン化します。
そして抗酸化作用により、鮮やかな色になって優れた血液へと変わります。最後にゆっくりと点滴で体内に戻します。
このような手順でオゾン療法が行われます。どの位時間がかかるのかも気になる所ですが、実際には10分~15分ほどです。
時間もそれほどかかる事がないので、あまり時間が取れない方にもおすすめです。オゾン療法は一度でも効果が感じられますが、定期的にリピートすることによって、さらに効果が持続すると言われています。
それではオゾン療法はどこで受けることができるのでしょうか。主に皮膚科で行われていますが、ネットで検索すると、全国でオゾン療法を行っている病院を紹介しているサイトがあります。
施術ができる病院のホームページでも詳しい説明が記載されているので、不安な事やわからない事があれば直接電話やメールで聞く事もできます。
体内の血液の循環が良くなることによって、四肢末端型の冷えの改善はもちろんのこと、アトピー性皮膚炎やアンチエイジングなどの美容効果が見込める、おすすめの治療法といえます。