自己血オゾン療法の効果とは

自己血オゾン療法とは、血液を採取しオゾンと反応させた後に体内に戻す治療法です。オゾンと
反応させることで血液は代謝と免疫力が高まり、体内に戻すことで体全体を活性化させられます。
繰り返し受けると酸素運搬能力の高い赤血球を増やしていくことが可能です。

自己血オゾン療法とは、血流を改善して全身を酸素化する治療法であり、様々な作用が得られるのが特徴です。例えば肩こりは筋肉の過緊張によって起こるケースが多いですが、オゾンと反応させた血液によって血流が良くなり、隅々まで十分な酸素が行き渡るようになります。

肩こりの症状を改善

その結果、肩こりの症状を改善へとつながっていきます。他にも、抹消血流を増加させることによる冷え性の改善やエネルギー生産の酸素利用率を上げることによる慢性疲労の回復、抗酸化力の向上など多岐にわたる効果を期待することが可能。体の不調を改善したい方や健康促進を意識している方に適している治療法です。

自己血オゾン療法とは、ヨーロッパではスタンダードな治療でもあります。日本ではあまり普及していませんが、ヨーロッパ諸国ではアンチエイジングや動脈硬化、がん治療など幅広い
治療に利用されており、中には専門病院も存在します。

オゾン療法はアトピー性皮膚炎にも作用する

オゾン療法はアトピー性皮膚炎の改善にもつながります。アトピー性皮膚炎の原因となるのは免疫の過剰な反応です。体内に異物が侵入してきた場合、免疫が反応して異物を排除しようと攻撃しますが、アトピーの場合は自分の皮膚まで攻撃してしまいます。

その結果、肌荒れや乾燥、かゆみといった症状を起こしてしまうのです。オゾン療法には免疫機能を調整する作用があるのがポイント。過剰な免疫反応を抑えることができ、アトピー症状を軽減させることができます。さらに、抗酸化力を高める作用もあり、活性酸素の除去によって自己治癒力を高め、傷ついた皮膚の回復を促進させることも可能です。

アトピー性皮膚炎にも作用する

また、アトピー症状の改善のために高濃度ビタミンC点滴療法も併せて行う場合もあります。どちらも活性酸素の除去や自己治癒力の向上といった作用を持ち、併用することで相乗効果を
期待することが可能。

オゾン療法によって症状を抑えながら、高濃度ビタミンC点滴によって荒れた肌を回復させることによって、症状の改善へとアプローチしていきます。アトピー症状のある方は、すでに酸化ストレスにさらされていることが多いです。そのため、オゾン化する濃度をしながら治療を進めていくことになります。